「歯磨きしてるのに虫歯になる?」—それ、〇〇のせいかも!

患者さん向けのお役立ち歯科情報

「毎日しっかり歯を磨いているのに、なぜか虫歯ができてしまう…」

そんな経験はありませんか?

実は、虫歯の本当の原因は“歯磨き不足”だけではないんです。

もちろん歯磨きは大切ですが、それだけでは防げません。さらに、虫歯について 間違った思い込み をしていると、知らないうちにリスクを高めてしまうこともあります。

例えば…

☑ 「痛くなければ大丈夫」 → これ、実は間違い!


☑ 「削って詰めれば治る」 → それ、本当に「治った」と言えますか?

今日は、そんな虫歯の誤解を解きながら、本当に大事な虫歯予防 についてお話しします!

  1. 「痛くなければ大丈夫」は間違い
    「虫歯は痛くなってから治療すればいい」と思っていませんか?実は、痛みが出るころにはすでに手遅れ になっていることが多いんです。
    ・初期の虫歯は無症状 → だからこそ気づきにくい
・進行すると神経まで達してしまう → その結果、神経を取ることに…
    痛くなる前に気づいて対策することが、歯を守るためには何よりも大切です!
  2. 「削って詰めれば治る」は誤解
    「虫歯になっても削って詰めれば大丈夫!」と思っていませんか?実はこれも大きな誤解です。
    ・削った歯は二度と元に戻らない
・詰め物や被せ物も一生もつわけではない → いずれ再治療が必要に
    つまり、虫歯治療は「治す」ではなく「補修する」もの。だからこそ、そもそも虫歯を作らないことが大事なんです!
  3. 「虫歯は突然できるものではない」
    虫歯は一夜にしてできるものではありません。食生活や口腔環境が積み重なった結果 なんです。
    ・間食が多いとリスクUP → 口の中が常に酸性状態になり、
    虫歯が進行
・唾液の力が低下すると危険 → 唾液は本来、歯を守る
    「天然の防御システム」‼︎
    だからこそ、食べ方や唾液の働きを意識することが重要です!
  4. 「フロスや歯間ブラシの重要性」
    「歯ブラシでしっかり磨いてるから大丈夫!」と思っていませんか?でも、歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落とせません。
    ・歯間の虫歯は発見が遅れやすい → 進行してから気づくことも…
・フロスや歯間ブラシを使うだけで虫歯リスクが激減!
    歯ブラシだけでは50~60%の汚れしか取れないと言われています。フロスや歯間ブラシを使うだけで、虫歯予防の効果がグッと上がります!

まとめ:虫歯予防のカギは「生活習慣」
「虫歯=歯磨き不足」というのは間違いです。虫歯を防ぐためには、
✅ 唾液の働きを最大限に活かす(よく噛む・口呼吸を防ぐ)

✅ 食生活を見直す(間食・糖分摂取のタイミングを意識)
✅ フロスや歯間ブラシを使う(歯ブラシだけでは不十分)
がとても大切です!

最後に:次回予告!
「虫歯の本当の原因、知らなかった…!」という方も多いのではないでしょうか?
次回は、歯科医師としての気づきやマインドについてお話しします!
「歯科治療って、実は技術より大事なものがある?」
「患者さんとの信頼関係ってどう築くの?」
こういったテーマについて、半人前歯科医師としての視点でお話ししていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

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